40代を迎えると、多くの方が「燃え尽き症候群」、いわゆるバーンアウトに直面することがあります。働き盛りで、むしろ頑張りすぎた人ほど、この症状に悩まされることが多いです。「病は気から」と言われるように、心の不調が身体に影響を及ぼし、さまざまな疾患を引き起こすことがあります。WHO（世界保健機関）も「精神的に健康であれば、自らの能力を発揮し、目標を達成し、ストレスに的確に対処し、社会に対してポジティブに貢献できる」と述べている通り、メンタルケアはこの年代に非常に重要です。
燃え尽き症候群のケアには、以下の3つのアプローチが必要です。1つ目は運動、2つ目は睡眠、そして3つ目は社会とのつながりです。今日はその中でも「運動」に焦点を当ててみましょう。
運動がもたらすメンタルヘルスへの効果
運動は、精神的なスキルを向上させる効果があります。運動によって血液循環が良くなると、脳内の前頭葉に多くの血液が流れ、新しい血管が作られ、脳が活性化します。その結果、脳に供給される血液や酸素の量が増え、老廃物（アーマ）もしっかりと排出されるようになります。また、運動は海馬の成長を促進し、更にドーパミン（やる気ホルモン）やセロトニン（幸せホルモン）のレベルを上昇させ、脳細胞の生成を加速させます。ちなみに私は面倒くさがりのカパ体質なので、ジム用の洋服に着替えることすら面倒くさいと思ってしまいます。そんな私は最近チョコザップに入会し、ワーククローズでシャカシャカ運動している毎日です。ですが、現実的に、運動をした日としてない日はコラムを書くためのマインドにも大きな違いがでてくるので、運動の重要性は日々感じています。
運動はメンタルヘルスに非常に良い影響を与えます。アーユルヴェーダでは、運動を日常生活に取り入れることで、心身のバランスを保ち、精神的な健康を維持することが推奨されています。
アーユルウェルネスリゾートOkinawaでの運動療法
アーユルウェルネスリゾートOkinawaでは、ゲストの遺伝的体質や現在の体調を問診し、個々に最適な運動法を提案します。専門家によるカウンセリングを通じて、リゾート周辺の適した散歩道や鍛えるべき体の箇所なども提案します。リトリート中に自身で実践することができます。これにより、ゲストは自分に最適化された運動法を学び、日常生活に戻ってからも持続可能な運動やメンタルケアを続けることができます。
運動は、メンタルヘルスにとって最も手軽で効果的なケアの一つです。リトリートを通じて、自分に合った運動法を見つけ、日常生活で取り入れてみませんか？あなたの心と体をリフレッシュし、燃え尽き症候群を予防するための第一歩を、アーユルウェルネスリゾートOkinawaで始めませんか？
ウェルネスコンサルタント・アーユルウェルネスリゾートowner 新倉亜希
