『わたしに還る旅路』Ayur JOURNAL – 第2章 「毎日がリトリートになる生き方」とは

『わたしに還る旅路』Owner’s JOURNAL – 第2章
   「毎日がリトリートになる生き方」とは

― なぜ、この場所が必要なのか ―

東京生まれ、東京育ちの私にとって、かつての暮らしは常に時間に追われ、便利さや効率を優先しながらも、心身が削られていく日々でした。気づけば、自分の本当の声を聴く余裕すら失われていたのです。

しかし、沖縄に移り住み、この土地と共に生きるようになってから、人生は大きく変わりました。

朝は小鳥のさえずりと朝日の柔らかい光で自然と目が覚め、大好きなエメラルドグリーンの海を眺めながらドライブし、リゾートへと向かいます。

アーユルエデン農園に出て無農薬で育てたモリンガを朝食としてそのまま口にする。

みずみずしいレモングラスやバタフライピーを摘み、モーニングハーブティーとして味わう。

すると便通も整い、肌艶も勝手によくなり、美容液を買う必要すらなくなりました。内側から健康と美が満ちていく感覚は、まさに自然の摂理そのものです。

午前中はオンラインで生徒さんとのコンサルテーションや授業、午後にはスタッフがやってきてトリートメントを行い、ゲストの体調を見立てる。その過程で生まれる一期一会のご縁や、楽しい対話の中から自然と生まれる新しいアイデア。気がつけば、「好きな場所で、好きなタイミングに、好きなことをする」という夢のような暮らしが現実になっていました。毎日がリトリートそのものなのです。

半月毎に帰る東京もワクワクする刺激になりました。

かつては自分に過度なプレッシャーをかけすぎたり、興奮して眠れなかったり、高血圧に悩まされることもありました。

けれど今は、ハーブの力や自然のリズムに従うことで、本来の健康を取り戻すことができました。

だからこそ、この場所は現代人には必要なのです。
ここは、ただの宿泊施設ではなく、
「自然と調和し、本来の自分に還ることができる聖域」。

このリゾートを訪れる方にも、私が得たように「生きることそのものがリトリート」になる感覚を体験していただきたいのです。

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