たった一棟しかない、沖縄のプライベートヴィラ。
一日一組だけ。
その方のために空間を整え、
食事を考え、
香りを選び、
ハーブを摘み、
トリートメントを組み立て、
心と身体の状態に寄り添う。
フルコミットでお迎えする。
だから、どうしても価格は高めになってしまいます。
でも、最近改めて思うのです。
私が本当に寄り添いたいのは、
富裕層だからではなく、
成功者だからでもなく、
社会的な肩書きがある人だからでもない。
私が寄り添いたいのは、
成功してきた、不器用な人たちなのだと思います。
器用に甘えられない人。
弱音を吐くのが苦手な人。
休むことに罪悪感がある人。
自分の限界を認めるのが難しい人。
でもその一方で、
責任を果たすこと、
約束を守ること、
誰かの期待に応えることには、
驚くほど誠実に生きてきた人たち。
外から見れば、成功している。
でも内側では、
自分をゆるめる方法を知らない。
助けられることに慣れていない。
強くあること以外の生き方を、忘れてしまっている。
肩書きがある。
経験もある。
社会的な役割もある。
けれど本当は、
疲れている。
寂しい。
立ち止まりたい。
でも、それをうまく言葉にできない。
アーユルヴェーダは、そんな人にこそ必要なのだと思います。
「もっと頑張れ」ではなく、
これ以上、自分をすり減らさないために。
どこを整え、何を手放し、どう生き直すのか。
それを静かに教えてくれる、生きるための叡智です。
私がつくりたいのは、
ただの高級リゾートではありません。
強く生きてきた人が、
安心して力を抜ける場所。
成功の奥にある孤独や不器用さに、
そっと寄り添える場所。
そしてその人がもう一度、
自分の本質に還っていく場所。
たった一棟しかないからこそ、
一人の人生に、深く向き合える。
沖縄のアーユルヴェーダの拠点を、
そんな場所として、もう一度深く再構築していきたいと思っています。

